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『黒子のバスケ』の二次創作小説置場。pixivに投稿した作品を保管しています。腐向け。主なCPは火黒、赤降。たまにシモいかもしれません。

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酔った火神と素面の黒子

 いつもどおりの密着度に、いつもより高い体温。そして、いつもにはないにおい。
 まあこうなるとは思っていました――と黒子は天井を見上げる。一か月前に交換したばかりだという蛍光灯の白さがちょっと眩しい。頭を後ろに傾けたことで、首筋にくすぐったい感覚が走った。頭髪が掠めたのだ。自分以外の人間の髪の毛の先が。首筋には自分より少し熱をもった肌の感触が張り付いている。黒子は、背側からぴったりと抱きついて離れない火神の頭をぽんぽんと叩いた。普段自分がされているような手つきで。
「火神くん」
「んー?」
「大分酔っておいでのようで」
 答える火神の声は寝ぼけたように不明瞭なもので、甘えた響きを隠そうともしない。いや、この状態では隠すことなどできないのだろうが。互いの大学の期末日程が終了したのは、今日の午後のこと。黒子より火神のほうが試験日程が遅く、自宅へ戻る前、火神はキャンパスの仲間との打ち上げに行ったのだった。火神の愉快な仲間たちはオール体育会系なので、実技を除く試験やレポートから解放されたときの喜びはひとしおなのだろう、もはや脳細胞へのアルコールの影響など気にする必要はないとばかりに酒を飲むのが慣例のようだ。黒子もそれを把握しており、今日は帰るのが遅くなるだろうとの予想と、深夜になれば絶対に帰宅するという確信をもって、火神宅に先に上がり込んでいた。別にピッキングや窓の破壊などしていない。部屋の主から同意のもとに合鍵を渡されているのだから。
 公序良俗に反したり、アスリートとしての節制に支障が出るほどでなければ、火神が酒に酔って帰ってくることを黒子が咎めることはない。火神は酒乱ではないし、絡み酒でもないし、面倒くさい泣き上戸というわけでもない。ただ見た目の印象に反し意外とアルコール耐性が高くないので、簡単に酔う。酒が入ると酔っ払い的な行動が出現するより前に眠気が来るタイプだ。それでも身体そのものが大きいため内臓のキャパシティもそれなりなのか、ある程度の量は入る。背が高く相応の体重がある自分が酔って眠ってしまったら周囲が運ぶのに苦労するであろうことは想像に難くないので、彼はよっぽどのことがなければ、足取りが覚束なくなっても自力で部屋に帰ってくる。ただ玄関についた瞬間眠りこけるなど、自分の生活圏内に入ると途端に気が緩む。黒子は過去そんな彼を目撃しては呆れるということを何度か繰り返し――その学習の結果として導き出した答えが、火神が酒を飲んで帰ってくることがわかっている日には事前に上がり込んで待ち構え、自分が何くれと世話を焼いてやろうということだった。もっとも体格差が大きいため、完全に眠られてしまうと運ぶことすらままならない。ただ、黒子が部屋に待っていると事前に予測すれば、火神は酒量を自制して帰ってくる。それもまた、黒子がこうして彼の部屋に上がり込む理由のひとつだった。
 とはいえ、黒子がここに来た最大の理由は別のところにあった。
「いっぱい飲みましたか?」
「んー」
「駄目ですよ、吐くくらい飲んでは」
「うー……吐いてねえよー」
「そうですか、えらいですね」
「おー、えらいだろー」
 黒子の肩口に顎を乗せて眠たげな声で答える火神は、誰がどう見てもべったりがっつり甘えきっていた。
 かわいい――黒子は心の中で拳を握り締めた。いつもは野性的で男性的な力強さを見せるこの人が、自分を抱きかかえてくったり寄りかかり、ちょっと舌足らずな子供みたいな調子で会話するのだ。普段の彼がもちろん一番好きなわけだが、飲酒時という限定条件で見られるこんな姿もまたいとしくてたまらない。だから黒子はこうしてここにいるのである。酔った火神の愛らしさを堪能するために。
 ベッドの上に座り、火神の足の間に入る格好で座っている黒子は、火神の赤い髪になでなでと触れた。
「盛り上がったみたいですね。楽しめました?」
 黒子の問いに非難めいた響きはないが(むしろこの状況を喜んでいるので非難することなどない)、火神はごめんというように、そしてそれをごまかすように、黒子の体をぎゅうと抱き締めた。
「あー、すまん。レポート明けでみんなテンション上がってて、久々に飲んだからよ。脳筋がレポート3つとかほんと神の試練かと思ったぜぇ。筆記一発勝負のが楽だってーの」
「きみに筆記一発はリスキー過ぎます。大学なんて基本、論述なんですから、鉛筆サイコロは使えません。なるべくレポート評価の講義を取らないと。ともあれお疲れ様です。お勤め明けのお酒はおいしかったですか?」
「せっかく来てくれたのにごめんなー」
「いいですよ。たまに羽目を外すくらい」
 そう言って上半身をひねりながら首を回すと、ちゅっ、と火神の唇に触れるだけのキスをした。火神はなかば本能的に、離れる黒子の唇を追おうとする。が。
「仕方ないとはいえお酒臭いですね。まあさっきからぷんぷんしてますけど」
「やっぱ酒臭いと嫌か?」
 黒子の言葉に途端にがっくり首をうなだれさせる火神。黒子は彼の後頭部をよしよしと撫でた。
「好きではありませんが、火神くんだったらいいです。たまには」
 火神は顔をますます黒子の首に押し付けると、すん、とにおいをかいだ。残念ながら自分が纏う酒気のせいでほとんど鼻が利かない。本来なら、自分と同じシャンプーのにおいがほのかに香ってくるはずなのに。
「んー……ほんと、久々……」
 それでもわずかに感じる黒子のにおいを肺に取り込み、火神は安心したように、なかば夢心地で呟いた。黒子は、トラやライオンを赤ちゃんの頃から育てている飼育員さんはきっとこんな気持ちなんでしょうね、としみじみ思いながら、シャツの襟を横に引っ張り、右の首筋から肩にかけてのラインを露出させた。言葉にはしないが、どうぞ、の合図だ。火神はすぐに察してそこに唇を押しあて、軽く吸いはじめた。なんだか本当に飼育でもしている気分だ。酔った火神は実にかわいい。普段からは考えられないくらいの彼の甘えたぶりが、黒子にはかわいくて仕方がなかった。
「火神くん、見た目ほどお酒強くないですよね」
「そうか? こんなもんがちょうどいいだろ。おまえは強いよな」
「そのようです。好んで飲むことはないですが」
 ちゅ、ちゅ、と濡れた音が首筋から耳へとダイレクトに届く。必然的に近い位置にある赤い髪の毛の先が皮膚を掠めるのがこそばゆい。
「んっ……気持ち悪くなるほど飲んではいませんか?」
「ああ。二日酔いは嫌だから、一応調整したつもりだしよ。でも眠い。すまん」
 ついさっきまで熱っぽい舌を這わせていたというのに、火神はかくんと首を曲げて額を黒子の肩口に押し付けた。睡魔に襲われているのはわかるが、このまま眠られてしまうのはちょっとむなしい。
「えらいですね。そのへんの自己管理は尊敬します」
 言いながら、黒子はもぞりと体を回し火神の手足による緩い拘束から脱出した。相手の体温が離れたことで、火神はぼんやりしたまなこで不思議そうにきょとんとしている。なんとなく寂しそうに見えなくもない。火神と対面するかたちで座った黒子は、微笑ましい気持ちで彼を見やりながら、自分が身に着けている開襟シャツのボタンを外し、
「火神くん……こっちへ」
 火神の肩を自分のほうへ引き寄せてあからさまに誘う。火神の額を自分の鎖骨のあたりに押し付けると、自らTシャツの裾をまくり上げ、彼の前に裸の胸をさらす。ぼけっとしている火神の後頭部を押して唇を肌に当てさせ、誘導してやる。ようやく察してくれたらしい火神が、黒子の平らな胸を舐め出す。
「あっ……。ん……。火神くん、吸ってもらえるのは嬉しいですし、歯を立ててもらっても構いませんが……強く噛まないでくださいね?」
「んー……」
 鼻から抜ける声で返事が返ってくると同時に、ちう、と皮膚を吸い立てる音がする。
 忠告はしたものの、黒子は火神が自分に怪我をさせるようなことはしないとわかっていた。まあ、アクシデント的な傷が生じることはあるわけだが、故意にすることはない。
「ん……はぁ……」
 先ほどより水っぽい音とそれに応じて漏れる自分の声が肌と空気を伝って内耳まで届く。皮膚の薄い部分に加えられる緩い刺激にもどかしさを感じてならない。いつもなら別の、もっと敏感で直接的な部分にも刺激をもらえるのだが、それなりの酒量が入っている今日は、ひたすら同じところに執着された。黒子は、自分よりかなり大柄な成人男子の頭を両手で支えて胸に抱えつつ、なんだか授乳でもしているような倒錯的な気分になった。平らな胸を一心に吸っている彼の様子に興奮を覚えている自分を感じ、ちょっぴり罪悪感が湧く。なんだか子供にいけないことを教えているみたいだ――その思考さえ自身の興奮を煽ったのだけれど。
「火神くん、そこだけじゃなくて……」
 少し乱れかけた呼吸を抑えつつ、火神の頭を両手で左右から挟み、持ち上げる。黒子が、もうちょっと先へ、と身体的な欲求不満に濡れた瞳で訴える。しかし火神はそれを別のサインと受け取ったのか、目を閉じて唇を黒子の目元に寄せ、目尻にわずかに溜まった涙を舐め取った。そういう意味じゃないんですけど、と黒子は多少イラっと来つつ、こうされるのもまた嫌いではないので、くすぐったげにまぶたを下ろした。間近から掛かる彼の呼気には、いまだ酒気が混ざっている。黒子は少しくらくら来た。酒には強いはずなのに。
 もう何度目になるのかわからないキスが交わされる。だが唇の表側を触れさせるだけで離れていってしまった。
「酒臭くて悪ぃ。でも久しぶりだから、おまえに触っていたい」
「もちろん歓迎です。でも――」
 ――これだと僕のほうがお預け状態じゃないですかっ。
 いい加減焦れてきた黒子が、胸中で叫ぶ。
 わかっている、わかりきっていることなのだが――火神はある程度の酒が入っている状態ではなかなか手を出してくれない。かなりわかりやすく誘っても、故意なのか鈍感なのかは判然としないが、とにかく簡単には応じない。黒子とてその理由は理解しているのだが、自分だけ中途半端に盛り上がっていて、相手にその気がないのはつらいものがあった。
 こっちにだって我慢の限界があるんですよ、と心の中で前置きをすると、火神の後ろ頭に手を添えてまっすぐ目を見つめる。
「あの、火神くん」
「んん?」
「おねだりしてもいいですか?」
「え、あー……それって」
「はい、火神くんとセックスしたいです」
 はっきりと希望を伝える黒子から、火神は視線を外して気まずそうに虚空に泳がせた。
「お互い期末でしばらく会えなかったから、僕もちょっと欲求不満なんですよ? そりゃたまに電話越しにやってましたけど……本物がそばにいてお預けはきついものがあります」
「あー、あのよ、俺もできればしたいんだけど……いま結構酔ってるからよ」
 歯切れ悪く火神が答える。
「たちませんか?」
「あー……うん。かも。いや、どうしても無理ってことはないけどよ、アルコール入ってるから多分反応が鈍い……と思う。それに、勢いでうっかり乱暴なことしたりしたら嫌だしよ」
 すまん、とうなだれる火神。黒子はやっぱりと呆れたため息をつきつつ、彼が自分のことを考えてくれていることに嬉しさを隠せない。
「火神くんが乱暴だったことなんてないですよ? いつもすっごく優しいです。あれ? これ焦らしプレイ? と思うほど……」
「そりゃたいてい素面だからな。いま結構酒が入ってるから普段通りとはいかないかもしれねえ。俺力強いだろ? その気がなくても、加減できなかったら、おまえが痛いかも」
 この人はどれだけ僕を喜ばせるつもりなんですか――以前にも同じようなやりとりをしたことはあるものの、こうして言葉にして言われるというのは何度目であっても胸に来るものがあった。きゅんとする、とはこういう状態を指すに違いない。
 黒子は困ったように眉を下げて言う。
「一度くらい、獣のような火神くんを見せていただいても、僕は全然構いませんよ? むしろ嬉しいくらいです」
「おまえが痛い思いすんの、俺が嫌なんだよ」
「もう、火神くんてば……」
「好きなやつ大事にしたいのは当たり前だろ」
「なんだかんだでアメリカ育ちなんですよね、火神くんて」
 ストレートに答える火神に、黒子はたまらない気持ちで口づけをした。
「んっ……」
 先刻のバードキスの物足りなさを埋め合わせるように、ぐちぐちと粘膜を合わせながら舌を絡める。夢中になっていると見せかけ、だんだんと体を起こして膝立ちになり、火神の体を後方へ軽く押す。火神自ら仰向けに倒れてくれ、自分の体で黒子を受け止めた。またしても視線が入れ替わった。体勢を変えてもなおもキスを続けていたが、ふいに黒子が上半身を上げ、火神の胴を跨ぐような格好で彼を見下ろした。
「じゃあ、火神くんはじっとしていてください。下手に動いて僕に怪我させるの、嫌なんでしょう? だったら今日は僕ががんばりますから」
「え?」
 唐突な提案に、火神が目をぱちくりさせる。黒子は大真面目に告げた。
「力の限り丁寧に優しくしますから。でも、正直こっちも溜まっているので、我慢しきれなくなったらすみません。ケダモノになるかもしれません」
「お、おい……」
 制止の手を伸ばそうとする火神を無視し、黒子は中途半端に捲り上げられた服を自ら脱ぎはじめた。
「ね? 火神くんを僕にください?」
 腕から抜いたTシャツを床に滑り落としながら、黒子は火神の頭の横に手をつき、甘い、けれども余裕のある声でねだった。火神は、うー、とか、あー、とか母音ばかりをこぼして困っている。
「火神くん、返事は?」
「……はい」
 火神の同意を取り付けると、黒子は馬乗りのまま喜々として火神の着ているシャツをたくし上げた。鍛えられた腹筋の隆起を指の腹でなぞる。酔った火神とできる機会は結構レアである。そう考えると、ますます心が躍った。

*****

 火神が目を覚ますと、部屋の照明は消えていた。しかし真っ暗ということもない。天井のパネルの境目は見えるが、色はわからない程度の明るさがある。カーテン越しに取り込まれる早朝のまだ弱々しい陽光が、部屋を満たしているのだろう。頭痛はしないが、いつもより頭の覚めが悪い。ああ、酒を飲んだんだ、と思い出すと同時に、帰宅後の一連の出来事が蘇ってくる。脳がまだしっかり活動をはじめていないせいか、記憶が再生されるだけで羞恥はあまり湧いてこない。しかし、時間が経てばとんでもなく気まずい思いをすることになるだろうことは自分でも想像がついた。
 昨晩の失態を思い、うげ、と胸中で自身に悪態をつく。アルコールで記憶が飛ばないタイプであることはいいことなのか悪いことなのか。
 もう少し詳しく脳内の記録を漁ってみる。ゆうべは黒子が露骨に誘ってきてくれたわけだが、自分はなかなか応じなかった。別に間違った判断ではない……と思う。酔った勢いというのは侮れないのだから。とりあえずうっかり乱暴な行為をやらかしてはいなさそうなことにほっとする。まあその代わり、黒子をせっせと働かせることにはなったのだが。
 ――つーかゆうべ俺何もしてなくね?
 暴力よりは断然ましだが、しかし、これはこれで情けないかもしれない。とりあえず謝っておかなければ、と考え、火神は腕をマットレスについて上体を起こした。体を揺らしても頭の中で痛みがガンガン響くことはなかった。気持ち悪いということもない。二日酔いを避けられたことに安堵する。あれは本当に苦しいから。
 すでに起きているのだろうかと辺りを見回す。帰ってしまったかも、との発想は微塵も湧いて来なかった。
「黒子?」
「はい」
 即答は、自分が掛けているのと同じタオルケットの下から出てきた。返事の速さと明瞭な声から、黒子がとっくに起きていたことがわかる。タオルケットをめくると、シーツに混ざりそうな生白い肌色が広がっていた。黒子は火神のほうに顔を向けて横向きに寝ていた。
「おはようございます、火神くん。昨晩はお疲れ様でした」
「いや、そっちこそ……お疲れさん」
「はい、さすがに疲れてしまいました。久々だったので筋肉痛になりそうです。もうちょっと寝ていていいですか? 朝ご飯はまだ食べる気しませんし」
 口調はしっかりしているが、表情と体勢には疲労が窺える。黒子自身の意志に基づく行動を原因とする結果なわけだが、なんとなく申し訳ない気がして、火神はタオルケット越しに黒子の腰をさすってやった。黒子は気持ちよさげに目を閉じた。
「あー……ゆうべはすまんかった」
「いいえ。僕がしたくてしたことですから、謝ることなんてないです。ゆうべの火神くん、すっごくかわいかったので、僕は満足です。僕にべっちょり甘えてくる火神くん、好きですよ?」
「でも、なんつーか、事実上まぐろだったわけだろ。なんか情けねえわ」
 予想通り、いまになって羞恥が込み上げてくる。火神はがしがしと頭を掻いた。黒子は体を起こすと、火神の肩にもたれかかって顔を近づけた。もう酒のにおいは消えていた。
「いいんですよ。ゆうべは僕が火神くんにしてあげたい気持ちでいっぱいだったんですから」
「そ、それはどうも」
 しなだれかかってくる黒子の、行為で疲れたということがありありとわかる徒っぽい表情にどきりとする。火神は思わず視線をずらした。
「火神くん」
「うん?」
 と、黒子からキスが飛んでくる。唇に優しく触れるだけの軽いものだったが。
「今度は火神くんが僕にしてくれますか?」
「おう任せとけ。めっちゃ優しくしてやるからよ」
「それじゃいつもどおりじゃないですか」
「いつもよりもっと、だ」
「それは楽しみです。でも、あんまり焦らさないでくださいね?」
 そう言うと、黒子は火神の首に両腕を回し、ぶら下がるようにして体を後ろに倒した。どす、とマットレスに二人分の体重による衝撃が吸収される。火神の舌に口内をまさぐられながら、酔った火神くんは好きだけれど、やっぱりお酒のにおいはないほうが好きですね、と黒子は思った。



 

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